山崎怜奈さんについて
プロフィール
- 名前:山崎 怜奈(やまざき れな)
- 愛称:れなち・ザキさん
- 生年月日:1997年5月21日
- 出身地:東京都江戸川区
- 身長:164 cm
頭がいい?学歴について
山崎怜奈さんの出身大学・学部は、慶應義塾大学環境情報学部だといわれています。
慶應義塾大学といえば、全国の私立大学のなかでもトップクラスです。
偏差値は、調査方法や学部・学科にもよりますが、
慶大塾(慶應専門の予備校)では、2022年度は72.5だとか。
同じ年の医学部医学科も72.5でしたので、
数字だけ見ると、医学部と同じ偏差値です。
ただし、受験科目や科目数が異なるので、単純には比較できないことに注意です。
ちなみに、環境情報学部は慶應の中でも比較的受かりやすい学部だという説もあります。
本当かどうかはわかりませんが。。。
さて、そんな慶應義塾大学ですが、
現役で合格するには、やっぱり高校の三年間しっかりと勉強する必要がある大学です。
そんな大学に、アイドル活動をしながら現役で合格するとは、すごいと思います。
(高校3年生の6月からは活動を休止していましたが、それでも8か月弱しかありません)
しっかりと勉強した結果、合格を勝ち取られたのでしょうね。
世界遺産検定について
世界遺産検定とは
世界遺産検定とは、NPO法人世界遺産アカデミーが主催する民間資格の試験です。
人類の共通遺産である世界遺産を通して、国際的な教養や文化を身につけて生活に役立てることを目的とした資格です。
世界遺産検定は、人類共通の財産・宝物である世界遺産を通して、国際的な教養を身に付け、持続可能な社会の発展に寄与する人材の育成を目指した検定です。
世界遺産検定HP
世界遺産検定には、マイスター・1~4級の5段階に分かれて試験を行っています。
級ごとの学習内容と試験範囲を次の表に載せています。
級 | 学習内容 | 出題対象となる 世界遺産 |
---|---|---|
マイスター | 世界遺産条約の理念や諸概念を理解し、世界遺産に関する諸事象について自分の意見をもつ | 世界遺産全件 |
1級 | 世界遺産条約の理念や諸概念、関係機関について理解し、世界の全遺産の普遍的価値を学ぶ | 世界遺産全件 |
2級 | 世界遺産条約の理念や関係機関について理解し、各地域を代表する世界遺産の多様性を学ぶ | 日本の全遺産 + 世界の代表的な遺産 300件 |
3級 | 世界遺産条約の理念を理解し、地理や歴史に登場する代表的な世界遺産の価値を学ぶ | 日本の全遺産 + 世界の代表的な遺産100件 |
4級 | 世界遺産の見方を知り、日本を中心とする世界の有名な遺産を通して世界の広さを学ぶ | 日本の全遺産 + 世界の有名な遺産32件 |
2~4級に関しては受験資格はなく、もちろん年齢制限もないため、小学生から社会人まで幅広く受けられている資格です。
しかし、上の級に行くほど難易度が上がるため、受験者数の年齢層が上がっていくみたいです。
世界遺産検定の難易度
さて、気になる世界遺産検定の難易度についてです。受験資格や試験形式についてまとめた表が次になります。
級 | 受検資格 | 解答形式 | 問題数 | 試験時間 | 合格基準*3 |
---|---|---|---|---|---|
マイスター | 1級認定*1 | 論述 | 3題 | 120分 | 20点満点中12点以上*4 |
1級 | 2級認定*2 | 選択式 | 90題 | 90分 | 200点満点中140点以上 |
2級 | どなたでも受験できます | 選択式 | 60題 | 60分 | 100点満点中60点以上 |
3級 | どなたでも受験できます | 選択式 | 60題 | 50分 | 100点満点中60点以上 |
4級 | どなたでも受験できます | 選択式 | 50題 | 50分 | 100点満点中60点以上 |
かなり難しい『マイスター』『1級』
一番難しいマイスターですが、試験範囲は世界遺産全件です。ちなみに世界遺産は全部で10000件以上あります。
学習内容もなかなかの難易度を要求されています。『世界遺産条約の理念や諸概念を理解し、世界遺産に関する諸事象について自分の意見をもつ』とありますので、ただの暗記では通用しない試験のようです。
試験形式は論述問題だそうで、3題の試験を120分間で論述しないといけないようなので、1問あたり40分時間をかけることができます。
ちなみにHPに例題が出ています。
『世界遺産の保全と景観保護に関し、地域の経済発展などの問題も踏まえながら、「ドレスデン・エルベ渓谷」の事例を用いて、1,200字以内で論じなさい。』
世界遺産検定HPより
どうでしょうか・・・私にはこれはちょっと難しすぎます。。。
そして、
1級もかなり難しいです。1級の出題範囲も世界遺産全件なので、ものすごく試験範囲は広いです。
覚えることも多く、かなりの時間と労力を費やさないといけないと思います。
例題はこちら↓
世界遺産の遺産価値の判断基準として重視される概念のひとつが「( )」である。そこでは建造物や景観などが、それぞれの文化的背景の独自性や伝統を継承していることが求められる。
また世界遺産の概念は時代と共に変化しており、1992年の世界遺産委員会で採択された(a)「文化的景観」や、連続性のある遺産を意味する「シリアル・ノミネーション・サイト」、国境を越えて存在する(b)「トランスバウンダリー・サイト」などが用いられている。空欄に当てはまる語句として、正しいものはどれか。
1. 真正性 ― authenticity
世界遺産検定HPより
2. 包括性 ― comprehensiveness
3. 相対性 ― relativity
4. 継承性 ― successiveness
どうです?とけますか?
2級の難易度は?
山崎怜奈さんが受験されたのは2級でしたが、これは受験資格が不要な級の中で一番難しい級になります。主に大学生から社会人の方々が受験されています。
こちらの学習範囲は『日本の全遺産+世界の遺産代表300件』ですので、1級以上と比べる学習する範囲は少ないです。
それでも試験問題はちゃんと勉強しないと解けないものばかりみたいです。ちなみに2級の合格率は4割~6割だそうです。
2級の例題はこちら↓
●2016年のオリンピック開催地であるリオ・デ・ジャネイロで、ブラジル独立100周年を記念して作られたキリスト像が立つ場所として、正しいものはどれか。
世界遺産検定HPより
1. コパカバーナの山
2. イパネマの海岸
3. カリオストロの砦
4. コルコバードの丘
どうでしょうか。これはある程度まとまった時間を取らないと太刀打ちできそうにありませんね。
2級の勉強時間の目安ですが、人によりますが、およそ30~60時間だといわれています。
1日1時間として60日(2か月)、途中勉強できない日があったとしても3か月あれば十分に対策はできそうですね。
山崎怜奈さんは、2020年4月の外出自粛の期間中に勉強されて、そこから少し空いた9月に受験されたようです。
この間すべて勉強しても約5か月、ブログの書きぶりからして最後の方はあまり勉強できていなさそうなので、4月~5月の自粛期間の2か月くらいを勉強にあて、そのまま多少は復習しつつも9月の試験を迎えて合格されたのだと推測されます。
わりと勝手な予想をしてみたのですが、当たっているでしょうか?
まとめ
今回は山崎怜奈さんが受験された世界遺産検定のことを調べつつ、彼女が頭がいいのかどうか検証してみました。
世界遺産検定2級は大学生から社会人が受験する級で、出題範囲もそこそこ広く、応用問題も出されるみたいです。合格までの勉強時間の目安は30~60時間、2か月程度必要な見通しでした。
山崎怜奈さんはおそらく2か月ほど勉強された後、3か月の期間が空いた後に受験され合格されていました。これはとてもすごい記憶力だと思います。さすがクイズ番組でご活躍されているだけあります。
ただ、こういう記事を書いていてなんなのですが、
人に対する評価について『頭がいい』というのは、いささか失礼な気がしてきました。
もちろん頭の良し悪しというものはひとにとって違うものであるでしょう。
ただ、個人の成果に対して『頭がいいからできた・成功した』というのは、もしかすると、その人の地道な努力や頑張りを否定しかねないのかなぁと感じます。
山崎怜奈さんはおそらく地頭もいいのでしょうが、しかし、それ以上に子どもの時からずっと長い間、正しい方向に地道に努力を重ねてこられたからこそ、今のような結果を出していると思います。それは世界遺産検定2級もしかり、乃木坂での活躍もしかりです。
山崎怜奈さん含む、そのような方々に対して『頭がいい』の一言で片づけてしまうのは違うような気がしますね。
話がそれてしまいました。閑話休題。
山崎怜奈さんは、2022年7月17日をもって乃木坂46を卒業されます。
彼女の今後の活躍を期待したいですね。
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