新しいハラスメント『告白ハラスメント』(通称:コクハラ)について、男性側から見て、どうやったら避けられるのか、うまく告白できるのかを考察してみました。
みなさんは、『告白ハラスメント(コクハラ)』というものを聞いたことがありますか?
最近できた言葉のようでして、ワイドショーなどのTVで取り上げられたほか、
11月23日放送の『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)でも紹介され、そのような言葉があることにさんまさんも驚いていたようです。
コクハラというのは、
TVで紹介された説明によると、
相手に脈がない状態で告白すること
とのことですが、これだと言葉足らずな気がしますよね。
SNSでは「コクハラってひどい言葉だ」という意見が散見されます。
また、このような言葉が独り歩きすると、男性が告白待ちをするようになって、ますます草食系男子が増えていきそうです。
特に、これから告白をしようと考えている男性側にとっては死活問題です。
「この告白ってコクハラになるのかな」とか不安な気持ちになってしまいますよね。
「ブサイクは告白するなってことか!!」とお怒りになる方もいるでしょう。
そこで、コクハラについて詳しく調べてみました。
もし興味があれば最後までご覧ください。
そもそもハラスメントとは
ハラスメントとは日本語で「迷惑行為」や「いやがらせ」という意味の言葉です。
セクシャルハラスメント=『性的な迷惑行為』
パワーハラスメント=『権力による嫌がらせ』
みたいな感じですね。
気を付けないといけないのは、
このハラスメントには意識的か無意識的かを問わないということです。
つまり、相手に『わざと』したか、『悪気がなく』したかは、まったく関係ありません。
相手が嫌と感じたか、迷惑を受けたかどうかが判断基準になります。
ここがハラスメント問題の難しいところですね。
大事なのは、あなたがどう思ったかではなく、相手(ハラスメントを受けた側)がどう感じたか
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告白ハラスメントの定義
これが話題となった画像ですが、ここでのコクハラの定義は、
脈がない状態で異性に告白すること
とあります。
冒頭にも書きましたが、これだと少し言葉足らずな説明だと私は感じました。
なぜなら、告白するときは脈がある(=付き合える可能性)かどうかはわからないですよね。
そこで、コクハラについてハラスメントの意義に基づいて考え直して、このように考えたらどうでしょうか。
相手の都合を考えずに告白すること
このように考えるとコクハラについて少し見えてくるような気がします。
では、上の考え方でコクハラになる場合について考えてみましょう。
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コクハラになる場合
大前提として『自分がされて嫌かどうか』が基準です。
① 相手のことが好きじゃないのに告白する。
罰ゲームでの告白やいたずらでの告白がこれにあたります。
たとえOKをもらっても付き合う気もないのに告白する、まわりにはやし立てられながら告白するなど、非常に無責任で相手の尊厳を踏みにじる行為ですので絶対にやめましょう。
② 会話をしたことがないのに告白する。
よく恋愛もののドラマや漫画であるような感じで、いきなり「好きです!」と言いながら手紙を渡すパターン。
これも残念ながらコクハラになってしまう可能性が非常に高いです。
個人的には、高校生まで許されるかなぁと思っています。
③ 同じ人に何回も告白する。
一度告白してふられたのにも関わらず、短期間に何回も同じ人に告白するのもコクハラに該当する可能性が非常に高いです。
一度告白して断れたら素直にきっぱりとあきらめましょう。
よく芸能人とかで「今の妻とは何回も告白してようやくデートができた」などという逸話を聞きますが、これは特殊な例だと思われますので、こういう話をもとに「何回も告白していいんだ」と思わない方が賢明です。
ただし、
「高校生の時に告白してふられた人と大学卒業後に出会った」みたいなパターンは、最初に振られた時から期間が空いているので告白してもいいかもしれません。
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④ 告白を断りづらい状況で告白する。
例えば、大勢の人前で土下座をしながら告白することや、
友人・知人たちと協力してフラッシュモブを仕掛けて断りづらい空気を作ってから告白するのは、コクハラに該当する可能性があります。
友人知人たちが協力している場合は、すでに根回しがある可能性があります。そういう双方の合意が第三者に確認されていればフラッシュモブはサプライズになるでしょう。
また、職場の上司に告白された場合などはこのケースにあたります。
部下の人は、告白を断ることによって仕事を外される・冷遇されるという恐れを感じるため、告白を断りづらい状況になっているためです。
もし、職場での地位や優位性を利用して交際を迫るようなことは確実にコクハラで訴えられます。
⑤ 告白によって日常に支障をきたす恐れがあるとき
例えば、同じ部活やサークル活動をしているメンバー(同級生・後輩・先輩)を好きになって告白することはあるかと思います。
告白したのはいいものの断られたとき気まずくなるために部活などの運営に支障が出る場合には、場合によってはコクハラに該当するかもしれません。
高校生・大学生の部活動やサークル活動においてはまだ問題はないでしょうが、問題となるのは職場での場合です。
業務を行うチーム内で告白をお断った場合は気まずくなり顔を合わせづらくなる可能性があります。このような場合はコクハラで訴えられる可能性が出てきます。
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コクハラにならない告白の方法
告白の大前提ですが、
告白とは自分の気持ちをぶつけて相手に好きになってもらうことではなく、自分と相手がお互いに「好き」という気持ちを持っていることを確かめる確認作業のことを意味します。
これが大前提です。
① 日ごろからコミュニケーションをとる。
しっかりとコミュニケーションをとることがコクハラを避ける第一歩です。
そもそも、
告白とは「好きの確認作業」なのですから、告白の前段階には、かならず告白する相手とコミュニケーションをとっているはずですし、とっていないと成功する確率は限りなく低いでしょう。
(コミュニケーションの時間の長さは人によると思います。それこそイケメンならば数分あれば問題ないかもしれません。)
恋愛シミュレーションゲームでも、攻略キャラと会話をして好感度を上げていくのと同じです。
(ただし、パラメータは見えないですが・・・)
なので、逆に言えば、
コミュニケーションがうまくいっていない場合は、告白するのはやめておいた方が無難です。
もし、これを読んでいるあなたがあまり話したことのない相手に告白を考えているならば、ぜひ思い留まりましょう。
そして、頑張ってその相手とコミュニケーションをとる手段を模索してみてください。
一度きりの告白のチャンス、できる限り可能性を上げれるように準備した方がいいですよ。
② 日ごろから丁寧な態度をとる
常日ごろから丁寧な態度をとっているならば、告白したときに仮に断られたとしても相手が気持ちを汲んでくれる可能性が高いです。
この丁寧な態度というのは、相手の女性だけでなく、周りの人すべてを指します。
想像してみましょう。
接する人全員に丁寧な態度をしている人であれば、告白したときにも、女性側もおのずと丁寧に答えを返してくれると思います。
そのようなときはおそらくコクハラは起きないでしょう。
また、日ごろから丁寧な態度でいれば、女性とコミュニケーションをとる機会も増えると思われますので、出会いが増えるという面でも一石二鳥です。
とても有効な方法だと思います。
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③ 日ごろから清潔感を持つ。
女性が男性に求める要素で非常に大きなものの一つに清潔感というものがあります。
人によってはかっこよさよりも清潔感が大事という人もいます。
清潔感のあれば、相手側に与える印象がいいですよね。
それならば、たとえ告白の返事がNoでも、身だしなみが小汚い人よりかはコクハラとして訴えられる可能性は下がると思いませんか。
むしろ、逆に、告白に成功する可能性が上がるでしょう。
清潔感とは、身だしなみがちゃんと整っていること。
- 爪は切っているか
- 髪は整えられているか
- 鼻毛は出ていないか
- 汗臭くないか
- 服装がきちんとしているか
などなど、じつに細かい項目があります。興味のある人はぜひチェックしましょう。
④ 告白はプライベートの時間にする。
最後は主に社会人向けなのですが、告白はプライベートの時間にするようにしましょう。
ただし、気を付けてほしいのはプライベートの時間のとらえ方。
職場の飲み会で何回か話して仲良くなったから、職場の飲み会の帰りに告白、なんてことはNGです。
若い世代の女性にとって、職場の飲み会とはまだ職務(=仕事)の一環です。
職場の女性と付き合いたい場合は、お互いの休日に時間を合わせて食事をしたり、映画を見たりして、コミュニケーションを深めていくことが大事です。
そのようにしてお互いに好きだと認識できれば、男性側から勇気をもって告白してあげてください。
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ブサイクの人はどうしたらいい?
この『コクハラ』が話題になった時には、TwitterなどのSNSではさまざまな意見が流れました。
その中でも、「ブサイクの人は恋愛をするなということか」という意見が一定数ありました。
ブサイクだから彼女ができない、といいたい気持ちは非常によくわかります。
しかし、
実は女性は意外と顔を気にしないともいわれています。
じゃあ、何を気にしているのかというと、
におい
です
昔、ある実験が行われました。
5人の男性に協力してもらい、男性が着ていたシャツを瓶に詰めた後、女性ににおいをかいでもらい、どの瓶のにおいが自分にとって好ましいかを答えるというものです。
その結果、女性が好ましい思ったにおいは、その女性からもっとも遺伝子的にかけ離れた男性のにおいだということが分かったそうです。
つまり、女性はにおいで自分のパートナーを選ぶ傾向にあるということ。
もし、今、
あなたがブサイクとあきらめているのならば、
身だしなみを清潔にして、だれにでも丁寧な態度でやさしい人になるように努力してみてください。
そして、香水などで女性が好むいいにおいをさりげなくふりまくのです。
外見はなかなか変えれませんが、中身は努力で変えることができます。
まずは性格のイケメンを目指しましょう。
ちなみに、私が読んで非常に勉強になった本がありますので、下に紹介しておきます。
この本はぜひおすすめです。
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まとめ
今回は告白ハラスメントについてまとめてみました。
告白でもなんでもそうですが、
大事なのは相手に迷惑をかけないようにふるまうこと
ですね。
告白ときくと、すごく特別なイベントのように思えますが、日ごろからの積み重ねの確認作業なんですよね。
告白とは、自分と相手がお互いに「好き」という気持ちを持っていることを確かめる確認作業のこと
最後までご覧いただきありがとうございました。
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